面積: 51.524,6平方メートル
人口: 1018万9600人(2012年)
民族: ベト族(キン族)、キオムー、オヅ、サンジュウ、ホーモン、ツーット、ボルーバンキョウ、ラオス、パコ、タオイ、ヌウング、ソチエン、ソーダン。
各省: タンホアー、ゲーアン、ハティン、クアンビン、クアンチとトゥアティエン・フエ省。
(TITC) ベトナム北中部はベトナム南北長く狭い国で一番狭いところにあり、西側はツオンソン山で東側は東海である。長いビーチとラオスとの国境で多くの出入国地点がある北中部地域はウエスト・イスト・コリダーの経済・観光発展で重要な位置とされている。
北中部は観光開発のために美しいビーチをはじめ、多くのポテンシャッルがある。たとえば、タンホアー省のサムソン・ビーチ、ゲーアン省のクアロー・ビーチ、クアンビン省のニャツレー・ビーチ、フェーのツアンアンとランコ・ビーチである。その他、フオン川、タムジャンダムー、ハイ橋（フェー）ティエンカム山、ケーゴ湖（ハティン省）とベンエン（タンホアー省）、プールオン、プマット（ゲーアン省）、ブークアン、ケーゴ（ハティン省）、フォンニャ・ケーバン（クアンビン省）、バクマー（フェー）などの自然保存地帯、国立公園もある。歴史の遺跡といえば、フェーの古都、ホーチミントレイル、ヴィンモクトンネル、ツオンソン霊園、コンティエン抗戦地、キャンチ古城など多くの名所がある。それに加えて、多くの伝統的な祭りもあり、例えば、ゲーアン省でのクオング祭り、フェーでのホンチエン祭り、特にフェーフェティバルは2年1回行われており、北中部地域で大きな文化・観光イベントである。
この地域において、ユネスコに認定された4つの世界遺産があり、それらはホー王朝の城、フオンニャー・ケーバン国立公園、フェー古都の遺跡とフェーの宮廷雅楽である。この地域はホーチミン、グエンヅー、トランフー、ボーグエンジャップとレー王朝、ホー王朝の古都などベトナムの多くの有名人の地元である。それに加えて、北中部は25少数民族が居住しており、多様な民族文化が存在している。たとえば、ホーソンマ（タンホアー省）、ホークアン（カンビン省）、ホービジャム（ゲーアンとハティン省）、ホーフェーという多くのフォークソングがある。
現在、北中部地域はビーチ観光、エコツーリズム、世界遺産観光、歴史観光など多くの観光形態を開発されており、地域の経済振興に大きいな役割を果たしている。